A③開発法

 大規模画地の住宅地の場合に適用する手法です。分譲マンション又は宅地分譲地とするシナリオで、分譲収入の割引現価から諸費用の割引現価を控除して対象不動産の価格を求めるものです。
 分譲マンションは、立地条件が良く、利便性が高い場合等に想定します。宅地分譲地の想定は、適正規模の戸建住宅地よりも、価格が低いことが多いです。道路・公園等の潰れ地、造成工事費、販売費及び一般管理費等が計上されるからです。
 割引現価というのは、過去の金額は現在まで運用すると利息が付きますが、それと反対に将来の金額は前借すると利息分割引かれるので、減額計算するのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

未分類

前の記事

A④原価法