令和6年の地価動向

 本年の愛知県全体の地価動向を考察します。
 住宅地・商業地に関しては、上昇基調ではあるものの昨年の上昇率を下回る上昇率です。
 やや経済の縮小段階へ入って、慎重な経済運営の状態と推察します。
 工業地に関しては、元々住宅地・商業地より低価格なので、業績好調の地域は上昇率も高止まりしていて、個別性が強いという印象です。

 建設資材価格の高騰で、マイホームで取得する場合の価格において、建物価格の比重が高まり、以前より土地は安い地域の人気が高まっています。
 今後は物価上昇に相応する賃金上昇が行われていくような、健全な経済体制が望まれます。

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