2023年12月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑪新自由主義 本来の自由主義 本来の自由主義は、ヨーロッパの植民地拡大競争の常時拡大再生産される市場において成立していました。現在の主流は帝国主義(独占資本主義)です。拡大再生産が可能な産業を除き、過当競争の弊害が強い産業ほど規制を […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑫貨幣経済の形態 ①本来の貨幣経済:金貨・銀貨・銅貨(価値の高いもの) ②過渡的貨幣経済:金本位制(1ポンド紙幣は16オンスの金と交換可能) ③先進的貨幣経済:管理通貨制(紙幣は経済が機能することを前提) 貨幣の本来の形態は、価値 […]
2023年10月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑬円高ドル安論 マクロ経済学では、円高ドル安を以下のように考察します。 アメリカ製品は、日本で以前より安く売れるため、アメリカの純輸出は増加して、国民所得は増加する。一方日本製品は、アメリカで以前より高くなるので、日本の純輸出は減少 […]
2023年9月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑭全体包括経済力 国家経済では一般に、「公共財について、国民の税金で作られているものです。」と言いますが、私はこの表現にいつも多大な違和感を感じます。既に国家経済の歳出超過をご理解されている方は、話が早いと思いますが、例えば100兆円の […]
2023年8月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑮20~21世紀の経済論 20世紀の経済論は、大きく捉えると資本主義経済を中心として、共産主義経済が対峙している体制でした。経済学を勉強した経験がある方は、資本主義の歴史の3段階をご存知でしょうか。①重商主義、②自由主義、③帝国主義(独占資本主 […]
2023年7月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑯軍事力から経済力へ 核兵器が使えない脅しでしかありません。アメリカ50%・旧ソ連50%の破壊力(地球全体)の冷戦構造です。1980年代は冷戦構造で最高度に緊張が高まり、その後緊張緩和しました。このとき、地球上の生物をすべて破壊して、生物が […]
2023年6月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑰国家経済論の要諦 国家経済論の最大の要諦は、市民経済論の考え方を放棄することです。「費用がかかるから経済が悪くなる。」という考え方が本質的理解を阻害します。 「税務制度は簡素なほど良い。」という建前も市民経済論であり、国家経済論では全 […]
2023年5月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑱生活水準と付加価値の低い産業 典型例は、家電業界です。 中国・韓国等の労働賃金の低い国でも技術力の高まる産業は、日本では存立していけません。逆に労働賃金の低い国ではできない産業を強化していかないと、生活水準が低下していきます。 次に危ないのは自 […]
2023年4月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑲右肩上がり経済と横ばい経済 昭和時代までは、物価上昇より、土地価格上昇の方が急激でした(土地神話)。土地を担保に借金をして、土地を含めた不動産・設備等を拡大します。資産としての土地価格は上昇してプラスの財産が増加するため、借金をしても全体の資産額 […]
2023年3月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月26日 6103 経済論基礎編 基礎編⑳「資本主義が終了」という主張 ゼロ金利・マイナス金利政策で、金融経済が苦しい状況です。そもそも金融経済は実体経済を覆う膜のようなものです。実体経済が今後も継続していくので、しばらくは、資本主義は継続していきます。 金融経済のように、利益活動が困難な […]