YOUTUBE旧㊽コンピューターではできないこと
ある機械工業系の専門技術者の話では、板金加工等の技術における「強度・耐久性等」の判断は、現在のところコンピューターでの分析による方法では不十分だそうです。加工方法によっては外観が同様でも性能は異なるそうです。実際に試作品を作成して試作品テストを実施して「強度・耐久性等」を確認するそうです。
ここで考えることは、囲碁・将棋の手筋の認識はコンピューターでは無理であると言われていました。数学・物理学等の機械的な計算はコンピューターは得意ですが、計算ではない手筋は当初困難でした。しかし、囲碁・将棋の次の手は限定されています。現在では囲碁・将棋はコンピューターが最強です。
今後は加工方法による性能の格差等の要因も考慮に入れてコンピューターによる分析も可能になると期待します。コンピューターにできないことは先の時代ほど減少していくでしょう。コンピューターによる分析が不完全の間は試作品テストを実施していくべきでしょう。