YOUTUBE旧㊼コロナ禍における誤解
コロナ禍における最大の誤解は、「ワクチン接種履歴等のソフト開発に多額の費用をかけているのに、肝心のワクチン接種が遅れていて費用をかけないのではないか。」というものです。政府は支出する費用は用意できるものの、ワクチン接種体制の構築が遅くなっているだけです。また、副作用の発生に慎重になっているため、諸外国の動向を注視していることも要因の一つではないでしょうか。望ましいことではありませんが、実際に副作用のリスクが顕在化すれば、日本政府の評価が高まるでしょう。
また、「コロナ禍における緊急時の産業は、平時には役に立たないのではないか。」というご指摘があります。無用の長物には、戦争の産業があります。核兵器開発に貢献したアメリカの物理学者は、開発の必要がなくなってからは、金融工学の高度な数学を駆使する作業に従事しました。その時代には必要な産業は開発せざるを得ないものです。