YOUTUBE旧㉚コロナ禍における社会経済政策論
「コロナ禍であっても経済を回す。」という大義名分をどうお考えになるかです。話を簡単化するためにここで突然物々交換経済に移行することを仮定します。衣食住の基本的産業は多くの国で充実しており、コロナに悪影響を及ぼす産業を停止していても、経済活動は継続します。つまり、お金の決済があっても市場の貨幣流通システムが正常に機能すれば、コロナに悪影響を及ぼす産業従事者の生活保障を行うだけで、コロナを全滅させる規制を強化できるという結論に達します。
では、何のために経済を回すことに政府はこだわるのかです。考えられることは、「ノーワーク・ノーペイ」の原則を市民に厳守してもらうためです。いくら非常事態であっても働かないで生活が送れるということをさせたくはないでしょう。
自然災害であれば、被害者が保護される状況を、「ノーワーク・ノーペイ」の道徳論のために被害を拡大している状況を目の当たりにしていると、政府の対応はやはり「頭が硬い。」と考えてしまいます。