YOUTUBE旧㉘核兵器破壊割合仮説
「国連の常任理事国5大国は、核兵器を保有しています。」という命題は一般化しております。しかしながら、核兵器の破壊割合は謎の中です。
そこで、各時系列的に5大国の破壊割合を仮説してみます。当初はアメリカ50%・旧ソ連50%は確実でしょう。中国・イギリス・フランスは推定が困難ですが、影響力は2大国の半分ということで、各25%とします。
当初は、社会主義体制の限界に達していない状態でした。1980年代後半にその限界に達して、中国の破壊割合を50%に増加することで、影響力は3大国の三つ巴でバランスを維持していました。それでもさらに、旧ソ連・中国が体制の限界に達して1990年前後に旧ソ連・中国の核兵器は廃絶しました。これで、世界の核兵器はアメリカ50%・イギリス25%・フランス25%となり、3国が核兵器を発射しない限り、世界の生物が全滅して、生物が存在しない状態、すなわち、47億年前の地球と同様の状況になるリスクはかなり減少しました。
その後は、1994年前後にフランスが廃絶、2000年代にイギリスが廃絶、2010年代にアメリカが廃絶したとするのが、私の仮説になります。
元々、常任理事会が拒否権を発動すると、核兵器を発射する準備をして、反対意見の他の常任理事国が発射を抑制することを行って、事態を収拾するシステムがありました。現在は、シュミレーションゲーム的に拒否権を発動するシステムになりました。
したがって、日本の法律を恣意的に立法して戦争できる制度にしようという立場は時代に真っ向から逆行するものです。脅かしのシステムを増加させるだけのものです。新しい国際秩序の構築が求められております。