政治家の適正規模
選挙があるとよく議論されることが、議員定数削減についてです。異なる視点では、衆議院で中心に議論されるから、参議院の議論が不要であるということもあります。
ある程度経験則で現状の制度が望ましいとして、運営されています。
議員報酬の総額を減少させて、国家財政を他の支出に回すという考えであれば、もう少しマクロ経済の現実論を再読いただけますでしょうか。
先述しておりましたが、より複雑・高度なサービスを提供することが、一つの国家経済力です。
仮に他の支出に回しても、当該産業の生産体制を強化しないと、経済力は不変です。
参議院が、衆議院と同じ判断ばかりしているから無駄だというのは短絡的です。
思い出してください。与党が二院で、片方しか過半数を保持していない状況がありました。数の論理と合理的な意思決定のメカニズムを想像してみてください。
マクロ経済の現実論を踏まえて、望ましい政治・経済論を模索してください。