政治・経済論⑥
自民党政権の方向性
自民党政権の方向性について、少し詳述します。
自民党の1党長期政権で、権力を行使して来たために、自民党は古いものに大義名分が残ってしまっています。
原子力発電所は、費用が低位で経済的だと説明しています。核融合発電所は導入不可能なのでしょうか。一定の費用がかかりますが、早期に長期的に導入すれば、公共財なので導入可能です。
また、自民党はクリーンな技術産業との連携も困難です。
安倍政権でも同様ですが、法律を戦争のできる国にすることにこだわりました。時代の要請は豊かな生活を志向する国ですが、自民党関係者は小手先で権力を行使するしかありません。憲法改正は第9条の戦争放棄を改悪するものです。
とにかく、自民党の大義名分に新しいタイプのものがないので、古いものにしがみつくだけでしか大義を維持できません。
現在は、自民党が時代の役割を果たして、勢力が縮小する前夜です。
昭和時代の政党序列は、自民党・社会党・民社党・公明党・共産党でした。
今後の政党序列は、社民党・公明党・共産党・自民党だと予測します。
自民党が末席に没落するでしょう。
自民党は20~30議席位で、今までの時代の後始末の役割の政党に改革されるでしょう。
次に、沖縄県の辺野古移設問題について考察します。
軍事基地の規模は、戦争抑止力としての軍事力が高度になるほど、時代とともにコンパクトになるべきです。ミサイル・空母・戦闘機等の進歩は飛躍的です。
国民全体の最善策を取るならば、基地の縮小です。
では、辺野古移設は誰のための移設案なのでしょうか。ここは是非皆様でお考えいただけますでしょうか。