迷信と理論の関係及び中間論

 迷信と理論というのは、時代背景が異なるだけで、相互に関連しています。
 迷信では、私が趣味としている「西洋占星術」がございます。
 他方、理論では、数学・物理学・生物学等が挙げられます。

 数学以外の物理学・生物学等は、主として16世紀以降に発達して、科学的思考・論理的思考というように、いわれることになりました。
 したがって、16世紀以前は、科学と似たような位置づけに迷信がございました。

 16世紀の物理学者のニュートンさんは、半分が占星術師で、半分が物理学者という、過渡期にありがちな状況でした。

 西洋占星術は、4,000年の歴史があり、人間の思い込み中心の時代で始まり、科学的・論理的思考を行う現代まで存続しています。
 私は、人生の指針として、西洋占星術を活用しています。
 ホロスコープという図は、出生時の各惑星(西洋占星術では、太陽・月・冥王星も含めて惑星といいます。)が、どの星座にいたか(どの位置にいたか。)を記載したものです。
 私のような経済学・経済論に傾倒した者であっても(傾倒したからかもしれません。)、西洋占星術はありがたいものです。

 ここまでは迷信の話ですが、迷信と理論の中間論に言及します。
 これも私の趣味の一つです。
 将棋・囲碁の手筋・定跡(定石)です。
 手筋・定跡(定石)というものは、迷信でも理論でもございません。
 私の自説では、迷信と理論の中間に位置するもの(迷信と理論の「中間論」、以下「中間論」といいます。)です。
 理論は、客観的に又は、数学的に証明できます。
 迷信は、理論的には不明ですが、永年言い伝えられてきたこと等です。
 では、中間論はどうでしょうか。
 客観的には証明不能ですが、大局観・形勢判断等の経験則を用いてやや客観的に価値尺度を適用できます。すなわち、迷信以上に根拠も持てます。

 私は、迷信としては、西洋占星術、中間論としては、手筋・定跡、理論としては、経済論を推奨します。
 皆様は、迷信・中間論・理論では、何を考察されますか。
 理論偏重の現代で、どれだけ多様な手段で、人間力を強化なされますか。

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