ＡＩ時代の人間力

　ＡＩが飛躍的に進歩する現代で、人間の最も優れていると言えるための能力を「ＡＩ時代の人間力」と定義してみます。
　「ＡＩ時代の人間力」は、ＡＩに不可能な判断力・決断力ではないでしょうか。
　ＡＩが得意とするのは、物事の類型化等分析力です。しかも徐々に価値評価・点数化も可能となっています。

　最も極端な立場の方は、人間はいずれは意識だけの存在になるという考え方さえあるくらいです。
　物事を分析することも不要で（ＡＩが行います。）、人間は、現実を把握さえすれば、判断・決断が可能です。

　こうした現状から、時代がさらに進歩すると、人間は二極化するでしょう。
　一極は、ＡＩにも負けないくらい、考え方が成熟した考えの達人と、もう一極は、ほとんどすべてをＡＩに頼って、自身だけでは何もできないという他力本願の人です。