トランプ大統領の視点
先日アメリカ大統領選挙あり、トランプさんが大統領に就任しました。
アメリカ産業の弱点を、保護貿易で保護するという点は一般的には妥当です。
しかし、どうもよく話を聞いていると、何でもかんでも弱点産業を保護しようとして、考え方がグチャグチャなようにも、見受けられます。
従事する人員は、各産業ごとに必要なので、すべての産業を保護しようとすると人員不足になります。
表現は大変失礼ではございますが、 別件で先述のとおり、 安い労働力で可能な産業は、アメリカでは競争できません。安い労働力で可能な産業は、食料生産等の守るべき産業以外は、中国等の低賃金国に譲ることが賢明です。
生活水準を下げたくなければ、ノーベル賞級の研究を筆頭に、応用物理・応用化学等の高度な産業に従事する人員を増加させなければなりません。
すなわち、現在注視していることは、アメリカがトランプ大統領に、アメリカ産業のあり方を進言する方がどれだけいらっしゃるかということです。
ちなみに、石破総理は、現在の考えのトランプ大統領とは、会談は行わないということですから、一定の見識があるものと推察されます。
石破総理に関しては、政治というものを甘く見ている節もありますが、一定の見識も見受けられます。
しばらく、アメリカの政治経済の動向を注視してみましょう。