YOUTUBE旧a④政治家としての資質とブレインのあり方
政治家としての資質と言っても、明確な基準はなく抽象的な話になろうかと思います。時代が変わっても普遍的な原理は共通だということが基準になります。
これまで述べてきたことがヒントではないでしょうか。市場経済の中での公共財の経済を理解していることも重要でしょう。市場経済の原理と公共財経済の原理を理解しましょう。
後は原理論に沿って、各界の発展のための協力を促進するべきです。
では、俗に言う「ブレインの重用」の是非はどうでしょうか。各界の専門家のご意見を伺うことは悪いことではありません。常識の範囲内での重用ならば、好結果になるでしょう。ただ、注意しなければならないのは一部の団体の利益供与を頻繫に行っていては社会の理解は得られません。
また、有力なブレインの存在がなくても、政治家としての資質が高ければ、各界の専門家の意見を取り入れて、活躍することも可能です。
他人の影響力が強い状態で、自身に政治力が乏しければ、ブレインの良否に左右される傾向が強いですが、国民はそのような方に政治家になって欲しくはないでしょう。