⑦土地賃貸借における元本
土地賃貸借の場合は、元本を土地の完全所有権(更地相当)と見るか、底地と見るか争いがあります。私は賃料差額還元法の適用においては、完全所有権を元本として相当賃料を求めて賃料差額の査定を行うべきです。通常の正常賃料を求める場合の積算法の適用においては、元本としての基礎価格は底地価格相当と見るのが理論的です。
更地価格相当が理論的な場合には、元本として完全所有権価格を、底地価格相当が理論的な場合には、元本として底地価格を、適用すべきです。
土地賃貸借の場合は、元本を土地の完全所有権(更地相当)と見るか、底地と見るか争いがあります。私は賃料差額還元法の適用においては、完全所有権を元本として相当賃料を求めて賃料差額の査定を行うべきです。通常の正常賃料を求める場合の積算法の適用においては、元本としての基礎価格は底地価格相当と見るのが理論的です。
更地価格相当が理論的な場合には、元本として完全所有権価格を、底地価格相当が理論的な場合には、元本として底地価格を、適用すべきです。