迷信と理論の中間層

 理論というものは、証明しなければ、認められません。
 数学の定理は、定義と実証済みの定理を活用して、証明します。
 他方、迷信というものは、昔からの言い伝え等、昔から信じられてきたのですが、証明できないものです。
 では、迷信と理論の中間層に位置するものは、何がございますでしょうか。

 まず、思い浮かぶものとしては、将棋・囲碁の手筋・定跡(定石)がございます。手筋・定跡(定石)の特徴としては、実力者であれば、手筋・定跡(定石)後の局面をみて直感的に、その有効度を判断できます。
 すなわち、一種の経験則で、証明の代わりを行っています。経験則という共通言語で相互に認識します。

 今後何が起こるかということです。クローン人間等細胞レベルで科学が分析されて、宇宙の起源が分析されています。
 迷信も何らかの形で説明できる日が来るのではないでしょうか。

 私が好きな迷信は、西洋占星術です。4,000年の歴史がございます。
 昔の人々は、星を見て星空が、人間の内面だと思って考えた結果、人間の性格や、運勢を占ったのです。

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