制限戦争の現実
20世紀に開発された核兵器というのは、画期的に破壊力が高いです。
地球上の全生物を破壊できるというのが、一般的見解です。
ちなみに、生物のいない地球というのは、47億年前の地球と同様です。
20世紀の第二次世界大戦後、国連は常任理事国5カ国を中心に構成されました。
これら5カ国は、ともに核兵器を所持していると言われます。
私の仮説では、当初の各国の破壊力は地球上の全生物を破壊できるものを100%とすると、それぞれ以下のとおりです。
アメリカ50%・旧ソ連50%・中国25%・イギリス25%・フランス25%です。
アメリカと旧ソ連が相互に発射すると、全生物を破壊します。
その後1980年代に、中国50%になり、共産主義の限界を迎え旧ソ連0%・中国0%となります。
この時点で、残っているのは、アメリカ50%・イギリス25%・フランス25%です。
この時点では、これら3国が発射すると、全生物を破壊します。
その後1990年代にフランス0%、2000年代にイギリス0%、2010年代にアメリカ0%となり、現在では核兵器を廃絶しつつ、制限戦争の時代となっています。
このように破壊力を制限した制限戦争を行うことに何の意味があるのでしょうか。
今後戦争ゼロの時代を迎えますが、当面制限戦争を外野で見物するのは心が痛みます。