入門編⑧公益法人・独立行政法人等の経済
国鉄・電電公社・たばこ専売公社という名称は昭和時代に聞いたことがあることでしょう。大規模な開発を前提に支出する団体でした。中曽根内閣の行財政改革で、その後民営化されました。 公益法人の時代の歳出超過の経済活動が不合理 […]
入門編⑨公共財の品等
公共財の品等はどうすべきでしょうか。一般に小規模な自治体のものを別として、その時代の最高のものを提供すべきです。国民みんなで使用するものだからです。 例:高速道路(新東名・新名神等)・空港・ダム等 仮に、公共財が豊 […]
基礎編⑫貨幣経済の形態
①本来の貨幣経済:金貨・銀貨・銅貨(価値の高いもの) ②過渡的貨幣経済:金本位制(1ポンド紙幣は16オンスの金と交換可能) ③先進的貨幣経済:管理通貨制(紙幣は経済が機能することを前提) 貨幣の本来の形態は、価値が高 […]
基礎編⑬円高ドル安論
マクロ経済学では、円高ドル安を以下のように考察します。 アメリカ製品は、日本で以前より安く売れるため、アメリカの純輸出は増加して、国民所得は増加する。一方日本製品は、アメリカで以前より高くなるので、日本の純輸出は減少し […]
基礎編⑭全体包括経済力
国家経済では一般に、「公共財について、国民の税金で作られているものです。」と言いますが、私はこの表現にいつも多大な違和感を感じます。既に国家経済の歳出超過をご理解されている方は、話が早いと思いますが、例えば100兆円の […]
基礎編⑮20~21世紀の経済論
20世紀の経済論は、大きく捉えると資本主義経済を中心として、共産主義経済が対峙している体制でした。経済学を勉強した経験がある方は、資本主義の歴史の3段階をご存知でしょうか。①重商主義、②自由主義、③帝国主義(独占資本主 […]
基礎編⑯軍事力から経済力へ
核兵器が使えない脅しでしかありません。アメリカ50%・旧ソ連50%の破壊力(地球全体)の冷戦構造です。1980年代は冷戦構造で最高度に緊張が高まり、その後緊張緩和しました。このとき、地球上の生物をすべて破壊して、生物が […]
基礎編⑰国家経済論の要諦
国家経済論の最大の要諦は、市民経済論の考え方を放棄することです。「費用がかかるから経済が悪くなる。」という考え方が本質的理解を阻害します。 「税務制度は簡素なほど良い。」という建前も市民経済論であり、国家経済論では全 […]